家具の事

オリジナルデスクへの道

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

先日…っていっても少し前ですが、うどん県こと香川県は高松市へ日帰り出張してきました!
目的は、当店オリジナルのワークデスク(ワークテーブル)の計画で高松市のメーカーさんと打ち合わせする為です。

高松に来たのはかれこれ5年くらい前じゃないでしょうか。
瀬戸内国際芸術祭で、直島や豊島など2泊3日で島巡りした以来だと思います。
僕自身山育ちで、海のない奈良県に住んでいるので、潮風と波の音と磯の香りだけでなんだか気分がワクワクしてしまいますヽ(=´▽`=)ノ

高松に着いたのが11時前。
打ち合わせは13時からだったので先にご飯を済ませようと思ったのですが、土地勘も無いし、そんなにもウロウロと出来ないので駅ビルのお蕎麦屋さんへΣ(゚Д゚)
うどんちゃうんかい!
ってうどん県の方に思われるかも知れませんが、実はこれがあとあとの伏線になるとは…

 

それはそうと、今回何故に高松まで来たと言いますと、話せば長くなりますがザックリいうと商品ラインナップ強化の為であります<(`・ω・´)

当店書斎家具屋で販売しているデスクのラインナップは、主に書斎空間や会社での重役(役員)室、病院や大学の先生方、士業のお客様がお使い頂いてもある種恥ずかしくないというか、絵になるデスクが比較的多い取り揃えとなっております。

熟練の職人さんが作る高品質のデスクをお求めやすい価格で、しかもサイズオーダーなど細かなご要望にも対応する事で皆様から一定のご指示を頂いていますが、度々お客様より「もっとシンプルな4本脚のデスクはありませんか?」とお問合せ頂く事がありました。

そんな時、以前から取引があったこたつメーカーさんがダイニングテーブルもやりだしているとの情報をキャッチしたので、早速連絡をし、高松へのメーカー訪問と相成ったわけでございます。

あまり知られていないかも知れませんが、高松にはこたつの製造メーカーがなんと4社もあります。産地としては少し心細いかも知れませんが、昔はもっと多かったのだと思います。
いわゆる脚物家具に強かった地域かも知れません。

こたつと言えば日本の冬の必須アイテム。
どこのご家庭にもあっただろうし、一人暮らしの必須アイテムだったように思います。

そんなこたつも今や生産量・出荷量ともに減少傾向にあるそうです。
理由は色々とあるでしょうが、住宅事情がフローリングがメインになり、床座よりもソファ等の椅子座へのライフスタイルの変化もあるかも知れません。

それに昔と違って高気密高断熱な住宅も増えましたし、エアコンや床暖房への暖房効率が比較的良くなってきている事も一因かも知れません。

あとは単純にインテリア性の問題もありますが…
ここ数年は家具調こたつという名目でとてもデザイン性に優れたこたつが毎年リリースされていて、冬場だけでなく通年使えるローテーブルとしての役割も果たしているように思います。
我が家もオシャレなこたつを年中使ってします☆

こたつの売れ行きが伸び悩む今、こたつメーカーさんは次の一手に出ます。
その一つがダイニングテーブル。
「なんだ、こたつから脚伸ばしただけじゃん」と思うなかれ、脚を伸ばすと安定感も全く変わってくるので、そこにはデザインと安全性を両立させた様々な技術や苦労がつきまといます。

こたつ製造のノウハウを活かし、こたつメーカーだからこそ作れるダイニングテーブル。
勿論全ての作業を自社工場でされているところが殆どなので、細かなオーダーにも対応頂けると感じたのでした。

 

という事で、老舗こたつメーカーと共同で当店オリジナルのワークデスク(ワークテーブル)を今後製作を予定しています。
先ずは市場のリサーチで何が求められるているのかを探ります。
あとはコストとデザインの両立。
最後に当店独自の特徴をプラス出来ればな―って思います(´∀`*)ウフフ

どうなるだろな~、毎回1点モノのオーダー対応だから絶対高いだろな~(´;ω;`)

そんなこんなで、また進捗がありましたらこちらで案内しますね!

っと、ツラツラ書いていたら、冒頭のお蕎麦の事忘れそうでした(;´Д`)
実は打ち合わせの帰りにメーカーの営業さんに美味しいと評判のカレーうどん屋さんに連れてってもらったんですよね!

え?久し振りにうどん県に来てカレーうどんは邪道ですか?
普段お店でカレーうどんとかあまり頼まないんですが、大汗流しながらいただきました。
めっちゃ美味しかったです。

お店はこちら→源内 高松店

ではまた!

 

Pocket

  • このエントリーをはてなブックマークに追加