ご存知の方も今では少なくなってしまったかも知れませんが、今より40年以上前に家具業界にある革命的な書棚が誕生しました…
その名も「ブックマン」
言わずと知れたスライド書棚のパイオニアです。
今でこそ書棚のカテゴリーの一種としてスライド書棚は広く認知されていますが、「3倍入ってまだあまる」というキャッチフレーズはあまりに斬新で、発売当初より数多くの賞を受賞しました。
1979年中小企業庁長官賞受賞
1981年通産大臣賞受賞
1983年科学技術庁長官賞受賞
1983年(社)発明協会賞受賞
株式会社丸信が開発したブックマンは圧倒的な収納力とストレスフリーな使いやすさ、そして長年愛用出来る耐久性の良さから読書家の間で瞬く間に広がり、学校、大学研究室、医療関係、士業従事者、自宅書斎、蔵書庫等、様々な場所で使用される事となりました。
スライド書棚という新たな書棚市場を築き上げたブックマンですが、それに乗じて他社からも多くの類似品が売り出される事となります。
しかし、上述したような「大容量・使いやすさ・耐久性」を全てクリアする事は技術的に容易な事ではなく、他商品の追随を許さない唯一無二のスライド書棚として、長年その頂点に君臨する事となります。
しかし発売開始以来ロングセラー商品だったブックマンですが、惜しまれつつも製造中止を余儀なくされる事となります。
理由は今となっては定かではありませんが、ネット上ではブックマンの製造中止を嘆く声や今なおブックマンに相当するスライド書棚を探し求められている方がいらっしゃるようです。
当時ブックマンに憧れていた方や当時から愛用されていらした方。
立場や境遇は違えど、様々な方があの高耐久、高品質なスライド書棚に熱い眼差しを注いでいた事は間違いありません。
実はまだあまり知られていない事実かも知れませんが、ブックマンにはその精神を色濃く受け継いだ正統な後継品がある事を皆さんはご存知でしょうか。
それが当店書斎家具屋でもあつかっている、ハピネスコーポレーションの「書院・響・雅」シリーズになります。
基本的な仕様はブックマンを継承しつつ、改善出来るところは改善し、当時より格段にグレードアップした商品となって復活しました。
大まかな仕様面では似たようなスライド書棚は市場に溢れかえっていますが、長年培ったスライド書棚のノウハウは昨日今日始めだしたメーカーには到底真似は出来ません。
その点、このシリーズは当時ブックマンを手掛けていた職人が門外不出のノウハウを引き継いで生まれましたので、言わばブックマンの正統な後継品と言えるスライド書棚となっています。
あの頃欲しかった方、今改めて買い増したい方。
是非一度商品詳細をご覧下さいませ!
ブックマン正統後継品、ハピネスコーポレーションの「書院・響・雅」シリーズはこちら